 |
 |
私たちプロの眼から見て感心するのは医学部数学出題者が過去の問題を徹底的に解析していることです。それらを自校の出題パターンに合うようにアレンジしています。そのレベルの高さにただただ翻弄されるだけの人にはその問題が過去問 のリメークであるという認識がないのです。そう、問題は人間がある意図を持って過去にどこかで出た問題を作り直しているのです。前にポテンシャルは要らない、と言いましたが、それは医学部の数学が完全なオリジナル問題は少ないからなのです。ところが、演習量の少ない受験生にはそれぞれの問題のベースが見えません。 また、各医学部がどんなアレンジをするかがわかりません。これは当然のことです。そこで、それぞれの医学部がどんなストーリーに仕立てて出題するのか、冷静に予測し多くの類題を作問し、それが受験生に定着するよう指導するのが医学部受験予備校です。さらに平易で迅速な解法を指導することも予備校の使命といえます。とにかく合格点を取れるように指導する、ヒラメキでなく経験値で解く数学を目指す。数学が苦手な人はノヴェに相談して下さい。そして1講座でも数学の授業を受けてください、視点がガラリと変わります。
正しい訓練を経ることで、どの医学部を受けても80%以上取れる学力を身につけることは十分に可能です。
|
 |
 |
 |
当然のこととはいえ、医学部入試の英語は医療関連の英文が出題されます。近年その傾向は一層顕著になり、整序問題をはじめとする文法問題の短文も病気や治療や薬剤などのコンテンツが多い。さらに、その出典が非常に新しいジャーナルからピックアップされています。2012年11月の出版物から2013年の入試が出題されることも十分に考えられます。
従って医学部を目指す人は"今の"医学界の大きなテーマについて見識をもつことが大切になります。それにはフレッシュな題材に触れることが効果的です。その点でパソコンのウエブサイトは良問の宝庫といえるでしょう。例えばFDA(米国食品医薬品局)やAHA(米国心臓協会)が発信する情報はまさに生きた教材といえます。
私たちは医学部入試英語のトレンドが医学部編入試験の英語レベルに極めて近づいていることに着目し、専門色の濃い英文でテキストを編集しています。ボリュウムのある長文を読破することによって、例えば、heart attack (心筋梗塞)、stroke (脳卒中)、gangrene (壊疽)などのターミノロジーも自ずと身につきます。
ところで、長文の大意は器用につかめるのだが文法問題や発音で点を落とす人がいます。
従って、最新の素材を読みこなす一方で文法のベースを築くことも医学部英語の大きな柱となります。
医学部入試の英語は、それが文法問題の短文であっても深い意味をもつものが多く、枝葉にこだわる学習よりもつねに因果関係を追及し整合性を見出そうとする訓練をすることです。こういった工夫と努力が小論文対策にもなっているのです。
|
 |
 |
 |
化学が苦手な人は知識を断片的に詰め込もうとしているタイプに多いようです。例えば硫化物イオンによる金属イオンの沈殿物を覚える際に「亜鉛(U)イオンはZnSの白色沈殿を生じるが酸性では沈殿しない。さらに銅(U)イオンは…」などと脈絡のない覚え方をすると大脳を刺激する印象度が小さいため知識として定着してくれないのです。次のように覚えるのです。
「イオン化傾向がZn以下の金属イオンは硫化物の沈殿を生じるが、Zn→Srまでは酸性では沈殿。 さらに硫化物の沈殿は一般に黒色でZnS(白)、CdS(黄)、MnS(淡赤)のみが例外である。」さらに化学平衡と溶解度積まで学習している人であれば「硫化物イオンの濃度は水素イオンで調整できるからKsp(FeS)>Ksp(CuS)である。」までを一気に覚えこむ、周期表なりイオン化列なり何らかの化学的ベースに関連付けた取り組みを心掛けましょう。
安易なゴロ合わせは知的な学習法ではありません。まして医学部の化学は暗記量のみを求めている訳ではありません。ある現象が何故起こるのか、さらにこの現象は次にどんな現象を誘発するのかを問うてくるのです。だから基礎知識を身につけた人には次の行程が待っています。つまり医学部化学で80〜90%を取るためには「やや難レベル」以上の問題を解けなければなりません。でも医学部で出題される難問というのは定番の問題が多いのです。やはり化学Uの分野が多く
1.反応速度・反応速度定数
── Vと〔A〕をグラフから読み取ってkを求める。
2.反応の進む方向
── エネルギーが減少し、乱雑さが増加する
(分子数増加)方向に進む。
3.ケト・エノール互変異性
── アセチレンに水を付加するとビニルアルコールは 分子内転位によりアセトアルデヒドに変化する。
これを他のケースにも応用する。
などですが、そんなに数多くある訳でもありません。
|